Menu

構成団体紹介

北鎌倉さとやま連合会を構成する団体をご紹介いたします。

緑のダム北鎌倉

神奈川県内の森林整備を行うNPO法人「緑のダム北相模」の鎌倉支部です。

midorinodamu02

代表者
兼松まゆみ
設立年
2005年
会員数
5人(サポーター多数)
定例作業日
不定期

活動内容

「環境(森林破壊)という『負の遺産』を子孫に残してはならない」という理念のもと、神奈川県相模湖町内の森を拠点に森林整備、緑のダム林間学校などの活動を展開しているNPO法人「緑のダム北相模」の鎌倉支部。「緑のダム北相模」の会員である鎌倉市在住の兼松まゆみさんが主宰している。

midorinodamu01

目的は荒れ放題になっている山に経済をかえすための仕組みを作る、つまり、山林の所有者が、山林の管理をするための現金収入を得るシステム作り。緑のダム北相模は山梨県からの、桂川、相模川の流域材を強く意識しており、川の末端の海に近い鎌倉を早い時期から支部として、活動の場に選んだ。そして、最初のステップとして放置されたままの竹林の問題を抱えている鎌倉の民有林の再生を目標に、現場を北鎌倉・東慶寺にさせて頂き、5年でその目的を果たしたとして退場した。現在は整備を東慶寺にお任せしている。

midorinodamu03

竹は繁殖力が強いのと成長が早いために瞬く間に森を侵食する。また、竹は根が土中に深くは入り込まないので、大雨の際には地すべりを起こす原因ともなり、里山荒廃の一因とも言われている。
しかし、プラスチックに代表される樹脂製品や金属製品に取って代わられるまでは、竹は建築資材、農業資材、日常生活用品などに使われるなど、古の時代から人間の日常生活に深く関わってきた。そこで、東慶寺の竹林整備では間伐した竹は、ただ放置するのではなく、竹の状態によって竹炭、竹灰として商品化して販売し、「山に経済をかえすための仕組みづくり」に向けた手応えを得た。この東慶寺での取り組みは、体の外と中、両面からの健康づくりを提案している竹炭専門店「鎌倉すざく
のレベルの非常に高い竹炭商品開発に繋がった。

2007年には神奈川県政策課政策課に対し、「緑地保全協業バンク(仮称)」の設置を提案した。バンクの骨子は「緑地保全活動に関する情報・技術・行動力を持ったNPOと、行政や業者が得意分野を提供しあう形で連携し、それぞれが提供出来ることと求めることを組み合わせるための窓口であり、仲介役となる」こと。2014年6月より「緑のダム」運動に切り替えつつ、山梨県、相模原市、道志を応援している横浜市と組んで、行政、企業、学際のネットワークで山から海へ日本の資源である材木を付加価値の高い輸出品にするまでを視野に入れるプロジェクトに関わっている。

ページの先頭へ戻る