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構成団体紹介

北鎌倉さとやま連合会を構成する団体をご紹介いたします。

台峯緑地保全会

台峯を本来の里山景観に修復する活動を行っています。

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代表者
梅沢徳夫
設立年
2013年
会員数
50人
定例作業日
第2、第4の火曜日と第4日曜日の午前9時~正午

活動内容

目的と目標は下記のとおり。

1. 荒廃した里山(台峯)を、本来の豊かな景観に修復する
2. 自然豊かな環境に復元し、動植物を甦らせる
3. 人が安心できる身近な散歩路として活用してもらう
4. 人が自然に親しむ場所として活用してもらう
5. 子ども達の健全な遊びや憩の場として活用してもらう

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地域住民や保全活動に理解を市民の協力で、2008年から台峯の手入れを始めたのが設立のきっかけとなった。
主な活動内容は、林床の下草刈り、危険木の伐採、枯木の伐採、密植した樹木の間伐、道普請、竹林の間伐、道筋の手入れ、山野草の保護、適性樹木の植林などを定期的に行っている。以上の作業は作業区域ごとに鎌倉市公園海浜課、土地所有者(野村不動産)、鎌倉市公園協会の了解を得て作業を進めてきた。

台峯は台・山ノ内・山崎・梶原の市街地に囲まれた緑地である。鎌倉旧市内の山と違い、旧郡部の山は、かつては畑、水田、マツ・スギ・ヒノキの植林地、燃料用のコナラ・クヌギ・ヤマザクラ・クリなど落葉樹の雑木林、急傾斜地は萱場などが混交した里山だった。

台峯は地域の人たちの個人の所有であり、里山として有史以来、所有者が手入れを続けてきた場所だ。田畑を耕し作物を作り、樹木は定期的に植林し伐採を繰り返し、木材や燃料として再生利用してきた。台峯は人の営みに直接かかわる生活の拠点として管理され、地域の人たちが永々として、育みつなげてきた里山である。

約半世紀前より台峯は個人の所有から離れ、現在一部を除き、大半が公有地や企業の所有となった。個人の手を離れ、手入れもされず放置され、台峰はいまや急速に荒廃しつつある。里山を形成していた植生も様変わりしている。鎌倉は温暖な気候であり、照葉樹林帯として位置している。手つかずのまま放置された里山は現在、カシ、クス、タブ、スダジイ、シロダモなどの常緑樹が繁り、林床部にはアオキ、ヒサカキ、アズマネザサなどが密生し、林全体を覆い、暗い照葉樹林としての原生林に移行しつつある。光を遮り暗い林の中では、動植物は限られた少数の種類しか育たない。かつての多種多様な里山の動植物は姿を消したか、著しく種も数も減少させている。

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設立目的に則り、地域の子どもたちが健全で健やかに育つことを願い、子どもを持つ地域の人や、保育仲間のお母さんたちが企画・立案した親子餅つき会、台峯で初日の出を拝む、節分の豆まき、春の野遊び、七夕、流しそうめん、竹馬つくり、映画上映会、バーベキュー、お月見、収穫祭などの企画に協力している。

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