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構成団体紹介

北鎌倉さとやま連合会を構成する団体をご紹介いたします。

北鎌倉明月荘の会

明月荘の維持管理・保全利活用を行っています。

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代表者
小林紘子
設立年
2011年
会員数
10人(サポーター多数)
公式HP
http://meigetsuso.sitemix.jp
定例作業日
第2、第4金曜日と第2土曜日

活動内容

明月谷戸の最奥にある県有施設・明月荘(約15000㎡)の維持管理・保全利活用を目的とする。

荘内には、昭和21年建造の純和風住宅(約260㎡)、離れの茶室、和風庭園(約2600㎡)、周辺に樹木林と大竹林がある。ここは元明月院の寺域であったが、大正年間に売却され、昭和20年実業家・I氏が購入し現在の姿になった。

昭和30年代にI氏が売却、いくつかの転売を経て、昭和50年代に高層マンション計画が持ちあがったのを機に、神奈川県は歴史的に価値があると判断、周囲の山林を含めて緑地として保全することを目的に購入した。昭和54年神奈川県は鎌倉市に貸与、鎌倉市は「明月荘」と命名し社会教育施設として市民に開放していたが、老朽化により平成22年7月末で閉鎖、同時に神奈川県に返還した。

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返還後、地元住民らの熱心な保全・存続要望があったことから、神奈川県は関係機関と様々な検討を重ねた結果、平成25年4月、まちの歴史、自然、生活文化(家屋や庭も)を伝え続ける活動を展開しているボランティア団体「神奈川まちづかい塾」と「北鎌倉明月荘県民協働事業協定」を締結。協定に基づき10年間を目途に、「神奈川まちづかい塾」と「北鎌倉明月荘の会」との連携・協力を其軸にした、必要な資金や人材を募りつつ建物の修繕、緑地の維持管理を行う活動が始まった。

保全活動には公益財団法人鎌倉風致保存会、北鎌倉まちづくり協議会、北鎌倉湧水ネットワーク、緑のダム北鎌倉、鎌倉邸園文化クリエーション及び近隣住民有志などが協力。神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター・環境部、神奈川県自然環境保全課が適宜サポートする態勢になっている。

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活動は若い世代にも広がりを見せている。平成25年夏からNPO法人緑のダム北相模とパートナーシップを結ぶ学生連合サークル「Forest Nova☆」の一部のメンバーが、緑のダム北相模の紹介で、明月荘に手伝いに来るようになった。そして、今年の4月、その内の一部有志が「明月荘わかたけの会」を結成、主にみどりの保全活動、独自イベントの企画実施に携わっている。

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現在、月3回の定例手入れに加え、小冊子「明月谷戸の暮らし」の提供、明月町内会見学会及び集会、神保賢一路NPO法人グリーンプログラム理事長研修会、青空自主保育・なないろ他の視察、落語会、講演会、夏休みこども企画、秋の湘南邸園文化祭参加、タケノコ採り、歳末餅つき大会などの多彩なイベントの開催、県産材を利用した建物修繕計画策定、母屋修繕工事の実施等様々な取り組みを行っている。

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